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「NOBODY」
(2018)
Artwork&written by TAKUMA
それは空。それは虚。それは虚無。それは空虚。それは虚空。
0を1にするのは、いつもギリギリで、無から有を取り出すのはいつもギリギリ。
それは全く意味がないかもしれなくて、それは全く意味もないかもしれない。
蓋をすることには、蓋をされたものがあり、握ることには、握られたものがある。
仮面を被ることには顔があり、着ることには身体がある。
それが何もないとしたら?そこが何もないとしたら。
無は有を孕み、空っぽの顔には沢山の顔がつき、名前がない真っ黒には沢山の名前がつく。
それから何にでもなれるのだ。そこから何でもやれるのだ。
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